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クルマの学校

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高速道路を安全に楽しく走る

人間が本来持っている力を最大に使って走ったら、どのくらいのスピード(速度)が出せるのか、考えてみたことはありますか?100mを10秒で走る世界のトップランナーでも、時速にすると約36km/h。それもほんの短時間の話です。けれどもクルマがあれば、アクセルを踏むだけで36km/hなんて、あっという間!高速道路では、100km/hという、人間の身体能力で考えるとまったく未知の領域へも簡単に入っていけるのです。人が歩いて「旅」をしていた江戸時代、江戸(東京都)から伊勢(三重県)までは、およそ半月の道のりだったといいます。

現代の私たちはクルマを利用し、手に持ちきれないほどの荷物や家族を積んで、東京から名古屋まで4時間程度で移動できるようになりました。しかし、「クルマの学校」の参加者の中にも「高速道路はこわくて運転できない」、「60km/hで流れる国道はこわい」と言う人がたくさんいます。人間の身体能力の限界をはるかに超えた速度ですから、こわくて当然です。なんて言っていると、永遠に高速道路の運転はできません。恐怖心があって走れない人、走れるけれどもっと自信と余裕を持ちたいという人、ここで一緒に高速道路を安全に楽しく走るコツを学んでいきましょう。

速さに慣れよう(「麻痺すること」ではありません!)

「高速道路のスピードがこわい!」という人は、まず、ほかの人が運転するクルマに乗って慣れることから始めましょう。自分が運転手のつもりで周囲を見る訓練をします。「高速道路はたまにしか運転しない」という人は、乗ってしばらくはスピードや流れに慣れるために速度は控えめに。これは、モータースポーツ出身である講師陣も実践しています。“流れ”に慣れるまでは、特に慎重な運転をするよう心がけています。

速度の違いによるクルマの動きを知っておこう

スピードによって変わる「制動距離」

教習所で「速度による制動距離の違い」を習ったと思いますが、覚えていますか?「クルマの学校」やそのほかの講習会イベントなどでは、以下の内容で参加者に体験していただいています。

クルマを30km/hと60km/hで走らせ、同じ場所でフルブレーキングしたとき、それぞれのクルマが停止する位置を予想して、そこに立っていただきます。

まず30km/h。多くの方が10m程度と予想してその位置に立ちますが、実際のクルマは5mぐらいで止まるのでびっくりします。次は60km/h。すると、先ほどの反省を踏まえ、今度も10mくらいの地点に立つのですが、実際に60km/hからブレーキを踏むと約20mの位置にクルマが止まり、みなさんは再びびっくりします。結果的に、速度が倍になったら制動距離は約4倍になっていました。この実験で認識してほしいのは、「速度の大切さを知って、少しでも危ないと思ったら迷わず減速しましょう」ということです。

スピードはハンドル操作にも影響

スピードによって違ってくるのは、制動距離だけではありません。もっとも違ってくるのはハンドル操作です。スピードが速くなればなるほど、ハンドルを少し切るだけで、クルマは「スパッと進路を変える」感じになります。100km/hで走行しているとき、40km/hと同じ感覚でハンドルを切るとクルマは急激な進路変更となり、慣性によりクルマのお尻のほうが外に出ようとする“スピン状態”に陥ることもあります。制動距離と同じで、スピードが速くなればクルマの慣性は、大変な力になることを肝に銘じておきましょう。
高速道路で車線変更のアクションを始めるのは「早めに」。実際の動作は「ゆっくりと」。目標物をなるべく遠くにおき、早めの操作を意識してください。

加速に要する「時間」にも違いが

加速についても、スピードによってクルマの反応は違ってきます。例として、アウトランダーの加速性能を挙げてみましょう。

アウトランダーの加速性能

このデータを見れば、同じ20km/hを加速するのに、速度が高くなるほど時間を要することがわかります。
加速に時間がかかる、つまり、高速道路では加速するときもアクションを「早めに始める」必要があるのです。

高速道路では、「入った直後の合流がこわい!」という声をよく聞きます。これも早めにしっかり加速することが大切です。短い合流レーンをむだにせず、素早く加速を始めましょう。車線変更の場合も同じように、加速は早めに、そして後ろから来るクルマとの速度差もしっかり認識しておきましょう。

まずは、高速道路に入る前の予備知識を勉強しました。次回は、具体的なテクニックを紹介しましょう。

 
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