このページではJavaScriptを使用しています。

MITSUBISHI MOTORS  トップページへ

クルマの学校

top

concept

school

lesson

drive


ワインディングロードを楽しもう!

高い空が気持ちの良い季節になりました。さわやかな風を求めて、家族や仲間と遠出をしたくなりませんか? 紅葉の便りも聞こえてきます。さあ山へ、高原へ、ドライブに出かけましょう!

でも、「カーブが連続する山道(ワインディングロード)は不慣れだし、私でも大丈夫かしら?運転が不安だなぁ…」といった苦手意識があると、せっかくのドライブも心から楽しむことができません。「ワインディング」や「峠」と聞くと、ちょっと「上級者向け」と思うでしょう?でも実は、スムーズに走るポイントはごくごく基本的なことばかりなんですよ。これを読んで「なるほど!」と思ったら、週末にさっそく走りに出かけてみませんか。

正しい運転姿勢をチェック!

山道など曲がりくねった道(ワインディングロード)を走るとき、まずチェックするのは正しい運転姿勢。シートに深く座り、ブレーキペダルをいっぱいに踏んでみて、ひざが軽く曲がる程度の位置にシートを合わせます。背もたれは、ハンドルのいちばん遠いところを握って背中が離れない角度に立て、ひじに少し余裕を持たせます。そして、シートベルトを腰の位置でしっかりと締めます。山道だから特別なのではなく、普段のクルマ生活における基本の運転姿勢と同じなのです。

ワインディングロードの特徴は、

などが挙げられます。走行中、カーブでは遠心力が働き、そのたびに体は大きくカーブの外側へ振られます。上りや下りでは体が前後に、荒れた路面でバウンドすれば上下に揺れます。その際、運転姿勢がしっかりしていないと、体はぐらぐら、頭はふらふら、揺れるたびに目線がぐらついて、前方をきっちりとらえることができません。アクセルやブレーキを操作する足元にも影響して、クルマの挙動は不安定になり、とっさの場合の動作に遅れが出る危険性もあります。
道路条件に左右されない、シートに体をしっかりホールドさせる「基本の運転姿勢」が、ワインディングロードではとても重要になるのです。


ワンポイント

ハンドルは、普段よりやや押し気味に持ちます。そうすると背中がシートにぴったりとつき、体が安定します。前を見ることに集中し過ぎて、ハンドルにしがみつくように前のめりになると、ハンドル操作がしにくくなり、上半身が揺れて、疲労感が増す原因となります。また、左足はフットレストに置いて「やや踏ん張る」くらいに力を入れて。これも、体のぐらつきを防ぐポイントです。

カーブを安全に走るには

ベテランドライバーでも気の抜けないワインディングロードは、大小のカーブの繰り返しで成り立っています。ひとつのカーブを通過するときの考え方は、コーナリングの項で説明した「アウト・イン・アウト」、「スローイン・ファストアウト」と基本的に共通しています。

アウト・イン・アウト (車線内における自分の走行ラインを意識する)

車線の幅を最大限に活用し、カーブのR(アール)を大きくすることでハンドルの切り角が最小限に抑えられ、スムーズで安定した走りができます。
例えば右カーブなら、まず車線の左(アウト側)に寄り、カーブの先が見通せるところまで来たら右(イン側)に寄り(もちろん、センターラインをはみ出さないように!)、カーブの後半は再び左(アウト側)に寄る、というイメージです。

スローイン・ファストアウト (カーブの手前でしっかり減速して進入→カーブの出口でしっかり加速し、素早く出る)

山道のカーブは、見通しが悪い場合が多いです。特に行楽地では、対向車線の大型バスがセンターラインを越えてくることがあったり、不意にバイクが現れたりします。いざというときあわてないように、カーブの手前では十分に減速します。カーブの頂点を過ぎ、道の先が見通せるようになって、安全が確認できたら、アクセルを踏んで加速します。「ゆっくり入って素早く出る」、それがカーブをスムーズに走るコツです。

※ただし、コーナリングの項では「トータルに速く走る」ことを目的として、カーブのイン側へのライン取りを中心に説明しています。見通しの悪いワインディングロードは、速さを競う場所ではありません。イン側につけることにこだわらず、カーブの後半の見通しを確保することを優先してください。






ワンポイント

カーブでも目線は遠くにおき、自分がこれから走りたいラインの先へ先へと見るようにします。「このカーブでは白線からタイヤ1本分内側に…」とか、「その次のカーブはこういうラインで…」と目標を見つけながら、カーブ全体のR(アール)をイメージしながら走ってみましょう。目標点を次々にクリアして、常に目線は先へ先へ。目線が近いとハンドル操作が小刻みになり、クルマのふらつきや車酔いの原因にもなります。ハンドルは、少しずつ、大きく、じわ~っと切り、カーブの頂点を過ぎたらゆっくりと戻しながらアクセル操作を。急カーブでの急ハンドルは大きな遠心力が急激に働き、同乗者に予想外の衝撃を与える危険もあります。

シフトを選ぶ

最近は大半の人がオートマ車に乗り、日常の運転ではシフトチェンジを必要としないケースがほとんどです。確かに、オートマティックにお任せでもクルマは走りますが、上り坂で力強く加速したいときや、逆に下り坂でエンジンブレーキを活用したいときは、積極的にシフトチェンジをしてみましょう。

上り坂では

通常、オートマ車はDレンジにしておくだけで最適なギヤを選んで走ってくれます。一定の速度になればシフトアップし、パワーを節約してスムーズに走ります。しかし、それらは平坦な道を基準に設定されているため、上り坂では微妙にパワーが足りません。そこでぐっとアクセルを踏むと、シフトダウンしてくれるのですが(キックダウン)、速度が出たらまた自動的にシフトアップされ…、と動きがギクシャクしてしまう場合があります。
こんなときは、Dレンジではなく一つか二つ下のシフトを選んで(2レンジやLレンジなど)走ってみましょう。むだなシフトアップがなく、アクセルのオン・オフに忠実にクルマが反応するため、速度がコントロールしやすくなります。まさに“クルマが自分の手足になったような”ドライブ感が味わえます。

スポーツモード装着車なら、スポーツモードがおすすめです。通常よりも一段下のギヤに設定されているので、常に力強く、スムーズに走ってくれます。

マニュアルモードはもっと楽しい!

コルト RALLIARTバージョンRなら、マニュアルモードもついています。状況に応じて1速~6速を自在に操り、スポーティなシフトワークでクルマとの一体感が得られます。ワインディングのドライブがもっと楽しくなってきます!

Dレンジの下がスポーツモードの「Dsレンジ」(ワンタッチで適切なエンジンブレーキが効く)。左に倒すとマニュアルモード。

下り坂では

下り坂は、エンジンブレーキを最大限に利用しましょう。フットブレーキを使い過ぎると、最悪の場合、過熱してブレーキが効かなくなってしまいます(ベーパーロック現象)。
「エンジンブレーキのスイッチはどこですか?」
とは、講習会イベントでの参加者の方からの質問ですが、エンジンブレーキは、スイッチではなく、アクセルとシフトレバーを操作して効かせるものです。
走行中にアクセルから足を離す、オーバードライブのスイッチをオフにする、Dレンジから2レンジまたはLレンジにする。
これらはいずれもエンジンの回転数が上がり、ぐっと強いブレーキがかかります。これがエンジンブレーキです。エンジンブレーキを使うことで、フットブレーキへの負担をなるべく減らしましょう。

スポーツモードがおすすめ!

スポーツモード装着車なら、しっかりとエンジンブレーキを効かせることができる、スポーツモードがおすすめです。
スポーツモードがないオートマ車では、坂の勾配によって、一つか二つ下のシフトを選んで(2レンジやLレンジなど)走るのも良いでしょう。

コルトRALLIARTバージョンRのスポーツモード「Dsレンジ」。

ワンポイント

山道をずっと下っていると、人間のスピード感覚はだんだんと麻痺してきます。自分が思っているよりも、少しずつスピードが上がっていることに気づかないのです。時々スピードメーターを見て速度をチェックするとともに、フットブレーキの使い過ぎにも注意しましょう。
『クルマの学校』の取材で箱根に行ったときのことです。箱根には、下り坂が長々と10kmほども続く有名な道路があります。道幅が広く、カーブはゆるい(Rが大きい)ため、気をつけていないと速度はどんどん上がってしまいます。その道を下ってきた1台のクルマが、坂の終点近くでブレーキが効かなくなり(ベーパーロック現象)、壁面に接触。乗り上げて天井から地面に激突したのです。本当にこういうことがあるのです。フットブレーキの使い過ぎにはくれぐれもご注意を!

山の天気は変わりやすい

天気予報は晴れでも、突然の大雨や霧が発生するのが山の天気です。山の上のほうでは、突然白いガスに包まれ、視界がほんの数mになることも珍しくありません。視界が悪くなったときは、「いざというとき止まれる速度」までスピードダウンしましょう(見通しが利く距離が10mしかなければ、ブレーキを踏んで10m以内で止まれる速度、というように)。
対向車に存在を知らせる、そして後続車からの追突を避けるために、フォグランプやライトを点灯し自分の位置を相手に知らせることも重要です。

窓は少し開けて

山道はカーブの連続で見通しが悪い場合が多いので、窓を少し開けて、耳から入る音の情報もしっかり活用しましょう。対向車線からやってくる大型車、あっという間に追いついてくる速いクルマやバイクなど、周囲の状況に常に気を配りましょう。

 
(c)2007 Mitsubishi Motors Corporation. All rights reserved.